Molt Mandó
75cl
2022
Molt Mandó
Pla de Bages における Mandó へのオマージュ
Molt Mandó は Més Que Paraules のワイナリーが手がける、土着品種 Mandó へのオマージュです。かつては消滅の瀬戸際にありましたが、現在は D.O. Pla de Bages の中心、Fonollosa の Canet de Fals で再び栽培されています。カタルーニャ語で「たっぷりの Mandó」を意味する名前が、この品種の豊かさと個性を称えています。ブドウは丸い小石を含む粘土石灰質土壌、標高約500mの区画で、歴史と伝統が形づくった景観の中に育ちます。
ブドウ樹を鍛え、個性を形づくる気候
この地域の年間降水量はおおよそ500〜600mmで、主に春と秋に集中します。一方、夏は高温で乾燥し、ブドウ樹の耐性が試されます。Mandó は晩熟で耐熱性が高く、この環境で健やかに育ち、フレッシュでエレガント、バランスに優れたワインをもたらします。収量はわずか3,500kg/haに抑え、品質と凝縮感を確保。さらに畑の管理を徹底し、風通しと日照を最適化することで、房の完熟を図っています。
サステナビリティを中心に
このワイナリーは 統合生産(Integrated Production) そして、サステナビリティを理念の中心に据え、ワインはすべてヴィーガン仕様で造られます。「Camp de la Barraca」のブドウ畑から生まれる本品は、年間生産2,900本のみ。一本一本に地域の遺産を守る志が映し出されています。なかでも、フレッシュな酸、やわらかなタンニン、控えめなアルコールが持ち味です。繊細で汎用性の高い赤ワインを求める方に適しており、白身肉、クリーミーな米料理、地中海料理と好相性です。
一本一本に息づく遺産
Pla de Bages は、ローマ時代から中世に至る醸造史の蓄積が深く、伝統的なドライストーンの小屋が点在する土地です。そのテロワールの息遣いが、Molt Mandó の一本一本に織り込まれています。粘土製アンフォラでの熟成がブドウのミネラル感を引き立て、いっそうの気品をもたらします。ワインは単なる飲み物を超え、過去と未来をつなぐ体験へ。この土地ならではのテロワールの素顔と、自らの土地にコミットするワイナリーの情熱へと誘います。